5歳男の子、トイレにまだ行けません…オムツもはずせないので困っています
高崎市の運動療育特化型施設「こども発達支援あるきっず」です。
私たちの施設では、理学療法士などの専門スタッフが常駐し、「できた!」の笑顔を増やす運動療育を提供しています。
身体を動かす楽しさや多様な遊びを通して、お子さまの健やかな発達と社会性を育むサポートをしています!!
今日のブログのテーマは【改善ブログ】です。
「もう5歳なのに、おしっこを教えてくれない」
「オムツがパンパンになっていても知らんぷり…」
そんなお悩みを抱えていませんか?遊びに夢中になるとトイレを後回しにしてしまうお子さんや、トイトレがなかなか進まないお子さんへの具体的な工夫と改善エピソードをご紹介します。
なぜ「トイレに行きたい」と言えないの?
5歳の男の子Aくん。施設にいる2時間の間、一度も「おしっこに行きたい」と言えず、気づくとオムツがパンパンになっている状態でした。
スタッフが時間を見計らって「トイレに行こうか」と声をかけても、「今は出ない!」と拒否。「座るだけでいいよ」と誘っても「オムツを変えるだけならいい」と、便座に座ること自体を難しく感じている様子でした。
観察から分かった「拒否する理由」
Aくんの様子をじっくり観察してみると、次のような気持ちがあることが分かりました。
•今やっている楽しいことをやめたくない
•次に何をすればいいのか分からないから切り替えられない
「トイレに行こう」と急に言われても、楽しい遊びを中断することが難しく、優先したい自分の気持ちとぶつかってしまっていたのです。
試した3つの工夫
無理に誘うのではなく、「生活の習慣(流れ)」として自然にトイレに行ける環境づくりを行いました。
①スケジュールを「目に見える形」にする
やりたいことの前に「まずトイレに行く」という流れをカードなどで視覚的に示しました。
②「見通し」を事前に伝える
事業所に到着する前の「送迎車の中」で1回、そして「到着した直後」にもう1回、「着いたらまずトイレに行こうね」と事前にスケジュールを確認しました。
③トイレの手順をわかりやすくイラスト化
トイレの壁に「子どもが便座に座っているイラスト」や「入ってから手を洗って出るまでの手順」を貼りました。言葉で細かく説明するよりも、図で見る方が子どもにとって行動のイメージが湧きやすくなります。
うれしい変化と結果
工夫を重ねるうちに、素敵な変化が生まれました。
•「最初に行く場所」として定着:通所後すぐにトイレへ向かい、自然に排尿できるようになりました。
•自分で言えるように:「おしっこ行きたい!」と、活動の途中でも自ら教えてくれるようになりました。
•園やご家庭での広がりに:保育園でもお友達と一緒にトイレへ行けるようになり、休日をご自宅でパンツで過ごせる日が増えてきています。
成功のポイントまとめ
•言葉だけでなく「視覚的なスケジュール」を使う
•事前に「次に行うこと」を伝えて心の準備をつくる
•手順をイラストにして、言葉かけの負担を減らす
「行こう」と声をかけるだけでなく、「今、何をするタイミングなのか」をお子さん自身が納得できる工夫をすることが、スムーズな習慣づくりへの第一歩です。お子さんのペースに合わせて、ぜひ試してみてくださいね。
当事業所では、発達の特性や悩みを抱えるお子さまを、からだを動かす遊びや運動あそびを通して、からだや心の発達をサポートしています。
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こども発達支援あるきっず
高崎市筑縄町6番地3号
TEL:027-345-4033
e-mail:arukids.takasaki@gmail.com
